いつもお世話になっております。
毎度毎度レトロゲームのかるたを作っております。
文月しのぶです。
あ・い・う・え・お・か・き・く・け・こ
と続いて、
今日は「さ」について考えてみます。
「3機あるけど いっき」
いっきというゲームをご存知でしょうか。
農民がカマを投げて忍者を成敗し、
道端に落ちている小判を8両拾って年貢を納めるという
他力本願なお話。
このゲームを初めてプレイしたのは幼稚園時代。
当然ながら「一揆」の意味がそもそもわかっていない。
「いっき」って何だ?
いきなり3機あるけど?
「一気飲み」のことか?そんなシーンないぞ。
一休さんか?坊主は出てこないぞ。
ウイッキーさんか?ズームイン英会話か?
そんなことを思っていた幼稚園時代、
初プレイは
千葉のデパートのゲームコーナーだったのですが
ファミコン版をプレイすると……
おもしろいけど、、、
ゲームコーナーのとなんか違う、、、
映像のクオリティも、
音楽も、
セリフシーンも無くなってるし、、、
1985年。
当時のデパートのゲームコーナーにあった
ゲームを思い出してみます。
ナムコ社のマッピーやパックマンは、
アーケードとファミコンがほぼ同じグラフィック。
「おうちで練習してぼくもゲーセンデビューしよう!」
とワクワクしていました。
任天堂のVSアイスクライマーは、
ファミコン版のアイスクライマーと比べて
面セレクト・アイコンデザイン・雑魚キャラが微妙に違い
また、筐体のボタンの押し心地がワリと肉厚で好きでした。
「ファミコン版をちょっとリッチにさせた感」があり、
たまにプレイするのを楽しみにしていました。
ジャレコ社の忍者じゃじゃ丸くんもこの頃でしょうか。
ファミコン版の「おゆき」が、アーケード版では「皿女」に
さしかわっており、ただそれだけで、
なんか、テンションが上がっていたものです。
ただ。
1985~1986年辺りの短い期間の中で、
私は妙な違和感・異変を感じ始めていました。
「ファミコンとゲームセンターのゲームが
なんか違うものになってきている。」
この頃、アーケードゲームのクオリティが
急激に進化したような記憶があります。
前述のように、
アーケード版で画面が綺麗だった「いっき」の
ゲームビジュアルがファミコン移植ではだいぶ劣化、
というかもはや、別のゲームに見える。
同じくアーケードゲームで大好きだった
「熱血硬派くにおくん」は
【がんばってね!】とか【待てこのやろう!】とか
ゲームがしゃべってて、なにこれすごい!!
画面もリアルになってきたなぁ、と凄く感動していた分、
ファミコン版の移植度の低さにがっかり、、、
アーケードの「パックランド」はキャラがデカいのに、
ファミコン版ではキャラがちっこくてがっかり、、、
その頃の私はもう小学生でしたか、、、
とにかくショックで、、、
ショックで、、、
ショ、、、
とまぁ、
ファミコンが発売した1983年から約3年。
1986年の時点で
ファミコンの成長の鈍さにがっかりし、
スーパーマリオブラザーズ2の星集め以外は
殆どプレイしなくなった頃、、、
1998年、
ドラクエ3、マリオ3と、超大作が到来し、
ファミコン熱が再燃する時代に突入していくのです。
以上にてよろしくお願い致します。
カルカソンヌ21 ボードゲーム 日本語版
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